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デットとエクイティ(DebtとEquity)―よく考えてお金を出しましょう!

time 2018/08/02

デットとエクイティ(DebtとEquity)―よく考えてお金を出しましょう!

  資本調達を行う企業にとって負債と株式では大きな違いがあります。

  負債は、資金を借りて、その元本の返済と利息を払う義務を負います。それに対して、株式を発行して資本を集めた場合、その集めたお金である資本は返済する義務はなく、見返りである配当についても、契約上の定めはなく、企業の利益に応じて支払うことを企業は決めることができます。

  また、特に問題となるのは、企業の業績が悪化し、経営危機に陥った場合、負債(Equity)と資本(Debt)は、明確な違いが現れます。
企業の業績に係わらず負債は、(ここでは借り入れと言った方がわかりやすいかもしれませんが)株式よりも優先して支払い義務が生じます。

  つまり、債権者に対して返済がなされず、株主に支払われることはありません。
企業が、債務不履行(デフォルト)に陥った場合、企業にある資産価値が、負債価値を下回っている可能性が高いため、企業を清算する際も処分する資産に対して資本の出し手である株主よりも、貸し付けを行っている債権者の方が優先順位が上位に来ます。
  企業は、債権者に負債を弁済した後、残った財産に対して、株主は配当を受けとることが出来るため、株主は、残余利益の処分権があるという言い方もします。

  株主は、企業の経営が好調な時は、利益の中から増配により、より多くの配当を受け取ることができます。
債権者は、企業業績に係わらず契約に基づき決められた利息のみを受け取ることになります。

  投資家である株主は、利益処分に対する配当以外に、企業の支配者として、経営の意思決定に株主総会で議決権を行使することにより参画することができますが、債権者はその権利はありません。
債権者に支払われる、利息は費用とみなされ、課税所得から控除されますが、配当は、利益処分とみなされ、税引き後の利益の中から支払われることになります。

  上場会社の株式を証券取引所で購入する場合は、私たち投資家は、資本に投資するので、株式の値上がりや配当によりキャピタルゲインを得ることができます。
他方、デッドすなわち企業の借り入れは、プロの貸し手である銀行が担うことが大半です。

  未上場会社、とりわけ、ベンチャー企業にお金を出す場合、出資なのか?貸し付けなのか? あるいは、新株予約権付き債券なのか?等 どういう形でお金が返ってくるのかを含め、良く吟味してお金を出す必要があります。

  最近、景気が良いこともあり、私の周りにも、出資話が多く寄せられていますが、事業計画や経営者の資質も疑問符が付くような人が多く、Exitプランも無いままIPOを餌に、お金を集めている人も多いので、皆さんも気を付けましょう。

  IPOは、魅力的ですが、100社に1社が成功するかどうかだということを肝に銘じておきましょう!
つまり、一般の投資家にそのような話がある場合は、99%はカスだと思っておいた方が良いでしょう!

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