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株式投資の基本指標を知る! -指標に隠された課題を正しく理解する-

time 2018/10/04

株式投資の基本指標を知る! -指標に隠された課題を正しく理解する-

  株式投資を始める上で、株式投資の基本的3つの指標は 頭に入れて置く必要が有る。
会社四季報やその他マネー雑誌でも、この3つの指標を基に割安だ!値上がりしそうだ!
と言う解説がなされるからです。

               PER(株価収益率)

  PERは、現在の株価が割安か、割高かを判断するための株価分析指標です。
現在の株価が、1株当たりの税引き後当期純利益の何倍かを表している指標です。

  株価が、現在1,000円で1株純利益が100円とすると、PERは、10倍と言うことになります。
純利益の10倍まで買われているということは、現在投資する株価には10年分の利益を織り込んでいるということを、意味しています。

  ここで、問題が発生します。

  このPERと言う指標が、株価が割安なのか、割高なのかと言うことを判断すると最初に書きましたが、何に対して割安・割高と言うのでしょうか?
基準があるから、その基準と比較してそれより上とか下とか言える訳です。

  株式市場全株式の平均株価と比較しても、そのこと答えは意味がありません。
一般的には、同業他社と比較することが多いのですが、同業と言っても、事業の構成はそれぞれ異なり、厳密に比較することは出来ません。
従って、その他の営業利益率とか数年間の成長率等も同時に加味して、割安・割高を分析する必要が有ります。

              PBR(株価純資産倍率)

  PBRは、その企業の「純資産」から見て株価が割安かを分析する指標です。
こういう会社は、会社の歴史が長く、事業の成長に投資する訳でも無く、過去の利益を社内に蓄積している会社が多く、特に、純資産の多くが現金の場合、いわゆる、物言う株主から株式を買い占められ、社内の内部留保を株主に還元するよう求められるケースが多く見られます。

 他方、バランスシートの中身が、純資産の中身が現金ではなく、設備や投資有価証券等に代わって計上されている会社の場合、その資産が劣化し、その価値が無いにもかかわらず帳簿に計上されている場合も多く、そういう会社はPBRが1倍を切って割安だと、手を出すと、ある日突然、減損を計上して赤字になり、資産も目減りすることも多いので見極めが重要です。

               ROE(自己資本当期純利益率)

  ROEは、株主資本(自己資本)を使って、どの位の利益を上げたかを図る指標で、経営の効率性を示す指標です。
ROEが高い企業ほど、株主資本を効率的に使って経営を行っていると、見ることができるので、ROEが高い企業の株価は上昇しやすいと言われています。
言い換えると、少ない株主資本で、多くの利益を上げることが良い企業と言う評価を、得ることができる訳です。

  ROEを、上げるためには、当期純利益を増やすことが重要ですが、株主資本を減らすことによっても、ROEを上昇させることができます。
儲かった企業は、どんどん配当を株主に出せば、分母である自己資本が小さくなり、ROEは高まります。
  このサイクルで注意しなくてはならない点は、ROEを意識しすぎた経営者は、大幅に配当を増やし、自己資本が少なくなったところで、借り入れを増やしキャッシュフローを補ったとしても、ROEと言う経営指標に影響がないことです。

  日本でも、ROEを意識した経営と言うことが盛んに言われましたが、数字は独り歩きしてしまうので、数字に頼りすぎると経営の方向性を誤ることになるので注意が必要です。

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